月命日(つきめいにち)と祥月命日(しょうつきめいにち)
「命日」といえば、一般的には「亡くなられた日」を指します。
しかし本来は「祥月命日」と「月命日」とがあり、それぞれ別の意味があります。
■祥月命日
「祥月」とは亡くなられた同じ月、「命日」は亡くなられた日にちをさしますので、「祥月命日」は年に1回です。
■月命日
それに対して「月命日」は、毎月の亡くなられた日にちを指します。
亡くなられた日から法要までの数え方 宗教で違うの?
仏教では亡くなられた日を一日目として数えるのが通例です。
しかし、関西では亡くなられた日の前の日を一日目として数えるところがあるそうです。
古くは「逮夜(命日や忌日の前夜)」と当日の両方法要を営んでいた為、現在でも逮夜を重く考える風習が残っているともいわれます。
関西地域での初七日や四十九日、一周忌のお日にちには注意が必要です。
神道やキリスト教は、基本的に亡くなられた日を一日目と数えます。