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遠くにあるお墓~孫の代までお墓参りに行けるようにしたい~
遠方にあるお墓の今後についてのご相談にご来店されたA様のお話です。
A様のお墓は、ご両親が「富士山に近い場所」にこだわりお求めになられました。
ご自宅から2時間ほどかけて、ドライブを兼ねたお墓参りがご家族の恒例行事でしたが、A様が75才を過ぎた今ではご夫妻だけで電車でお墓参りに出向かれていたそうです。
しかし、この距離ではこれからはお参りに出向くことが難しくなるのではと心配されていました。
そこで、ご長男様からもっと近く、気軽にお参りができるお墓に移してはどうか、との提案を受けたそうです。
お話を伺い、亡きご両親様の思い出の「富士山」がよく見える都内の霊園をお探ししてご案内いたしました。
ご紹介させていただいた石材店のスタッフと実際に見学された当日、霊園からはっきりと富士山を見ることができ、お墓を移す決意をされたそうです。

希望のルートで病院から施設へ~東京民間救急サービス~
90歳の父が、3か月前に自宅の階段を踏み外してしまい転倒しました。腰を痛めてしまったので入院となり、そのまま介護施設へ移ることになりました。
そこで、病院から施設までの移動はセレモアの患者移送サービス「東京民間救急サービス」を利用することにしました。移動のルートは私たちの希望を聞いてもらい、少し遠回りして自宅の前を通ってもらうことにしました。
車内でストレッチャーに横たわり車窓から流れる景色を見ていた父に、「東京民間救急サービス」のスタッフが、通りの名前や交差点の名前を告げながら車を走らせてくださいました。
自宅の前を通るときに「パパ、お家の前に着いたよ。」と声をかけました。父の目にも自宅の青い屋根や玄関先に咲いていた芙蓉の白い花が見えたようでとても嬉しそうに頷いていました。
入所先の介護老人保健施設は在宅復帰を目指している施設で、リハビリに積極的に取り組んでいます。そのためお蔭様で、介護スタッフの支援と、自宅に戻りたいという強い気持ちで、寝たきりにはならず車イスに座っていられる時間も徐々に増えてきました。
リハビリシューズをセレモアの「健康館」に依頼したところ、施設にフィッティングに来てくれたのでありがたく思っています。これからも家族で父をサポートして自宅に帰れるようがんばります。
あの頃の懐かしい姿で再会『エンバーミング』
ご友人のお葬式に参列されたというK様からのお話しです。
お若い頃から家族ぐるみの付き合いがあるご友人で、ご入院された時もお見舞いに何度も伺っていたとのことでした。
しかし、闘病生活も長くなってしまい、最近は”やつれてしまった姿を見せたくない”とご友人家族の意向もあり、お見舞いを断られてしまっていたそうです。
久しぶりにお会いしたお棺に横たわるご友人にはやつれた様子はなく、本当に眠っているかのようなお顔だったと私共にお話しくださいました。
見覚えのあるお気に入りのジャケットをまとったご友人の姿が懐かしく、とても感動されたそうです。
聞けば葬儀社に『エンバーミング』をすすめられてお願いされたとのことでした。
『エンバーミング』とは、
専門資格を有する専門家(エンバーマー)がご遺体の保存・防腐・殺菌・修復のために、ご遺体に特殊な処置を行うことです。生前のお姿に近づけやすらかにお別れができます。
感染症対策になりますので安心してお別れができますし、長期に状態維持ができますのでゆっくりと故人様と向き合う時間をとることができます。
エンバーミングをされたことで穏やかな表情になり、ご遺族のみなさまもとても喜んでいらしたそうです。「闘病の様子が消えて、優しい顔を見ることができた」と奥様も微笑んでお話しされていたとのこと。そんな奥様のご様子にも、K様は安堵されたのだと思います。
そこで今回、『エンバーミング』について知りたいと思い立ち、セレモピアンへのご来店につながったとのことでした。
K様ご夫妻も、もしもの時には『エンバーミング』を検討したいと前向きに考えてくださっています。
残されたご家族はもちろん、参列のみなさまの哀しみを和らげてくれる効果にも意義を感じてくださいました。
セレモアの「エンバーミングのパンフレット」と「セレモアのエンディングノート 私の記録ノート」をお渡ししてご案内させていただきました。
お得な会員制度~セレモアのファミリーライフクラブ~
セレモアには日常生活の様々なシーンにお使いただける入会金のみの会員制度がございます。その会員サービスを上手に利用されるN様のお話です。
N様がよくご利用になるセレオ八王子店は、駅に直結しているので気軽にご来店いただけます。こちらはセレモピアンと仏壇店が併設されており、仏壇店のお買い物はいつでも会員特別価格でご提供しております。
そんな N様は最近、セレモアの紹介で見守り支援サービスの契約をされました。
普段は猫ちゃんと二人暮らしのN様は、お嬢様と相談して、会員特典のある見守り支援サービスを契約されました。24時間365日、万が一の時には安全のプロが急行します。さらに、携帯用にポケットサイズの端末もお嬢様からプレゼントされたとの事です。
ご自宅はもちろん、外出先で急に具合が悪くなってしまったとき、救急ブザー用ストラップをひっぱれば、必要に応じて、最寄りの拠点から迅速に駆けつけてくれます。
その他にも、お嬢様家族と旅行の計画も立てていらっしゃると伺いました。そのときは相棒の猫ちゃんは、セレモアの会員割引のあるペットホテルを利用してくださるとのことでした。
これからも、日常生活でもご利用いただけるセレモアの会員制度「ファミリーライフクラブ」をご活用いただければ嬉しいです。
きれいなご安置施設でご面会
「セレモア ガーデン会館三鷹」には式場の他、故人様をお預かりするご安置施設があります。
こちらには仏事・葬儀相談窓口として「セレモピアン」も併設されており、ご相談の他、お線香やお念珠などの販売も行っています。
先日「湯灌」を済ませて納棺をされたお客様からお声をかけていただきました。
(※「湯灌」は、故人様のお体を洗い清める儀式です。)
「忙しいのにいつも面会の対応をしてくれてありがとう。明日が葬儀だから面会は今日で最後になるけれどここは本当にきれいで良かった。」とお礼の言葉をいただきました。
以前ご親戚のときのご安置施設は、階段下の部屋にお棺が置かれていて、そこで面会とお参りをされたそうです。
今回セレモアにご安置をすることになり、説明は受けたもののとても不安だったそうです。ところが実際にご面会に来館されたとき、きれいな施設で安心されたとお話しくださいました。
ガーデン会館三鷹は、少人数向けの式場なので参列者の多い葬儀のご利用ができず残念がっておられましたが、四十九日法要をこちらでなさるご相談を承らせていただきました。
生前整理 家族と一緒に断捨離
ご主人様の七回忌を終え納骨を済ませたころ、ようやく今まで手付かずでいた遺品の整理を始めたというお客様からのお話しです。
大学生のお孫さんに家具の移動と不用品の処分をお願いしたところ、てきぱきと手際よく整理をしてくれたことがきっかけになったそうです。
それまでも娘様が来たときに片付けてくれていたそうですが、スムーズにはいかなかったとのことでした。
「どうしてかしらね、娘に『かつての大事なもの』をさっさと片付けられると釈然としなくて、毎回お互いに嫌な気持ちになっていたのに孫の目線で言われると不思議に素直になれて、
彼女が昔の物を「お宝発見!」みたいに喜んでくれるのも楽しいし、捨てるだけと思っていたものをインターネットで販売すると言ってその手間を引き受けてくれて、意外な値段で売れたりするとわくわくするのよね。」とお話が弾みます。
不用品の売上金はそっくりお孫さんのお小遣いとして、その他にもアルバイト代も差し上げたとのことでした。
今度はご自身の断捨離も手伝ってもらう約束をしたのと、うれしそうにお話しくださいました。
セレモピアンでは大型家具や家電の回収、買取専門の提携先をご紹介しています。
お見積りは無料なのでいつでもご相談をくださるようご案内をしました。
心を伝える手書きのお手紙
お父様のお葬儀をされ、11月末に年賀欠礼状を送られたというお客様です。
皆さまからお線香などお供物をいただいたそうです。その中にお手紙が添えられているものがあり、手書きの文字がとても優しく感じたとお話しくださいました。
セレモピアンでも喪中はがきでご不幸を知って、お慰めに何か差し上げたいがどうしたらよいか?というご相談をよくいただきます。
お香典やお線香をおくる際に手書きのお手紙を添えられるとよりお気持が伝わると思います。
無地や控えめなデザインの便箋やメッセージカードをご用意されるとよいでしょう。
喪服のほつれ ちょっとした心遣い

お父様の葬儀を無事に終えられ、そのご報告にセレモピアンへご来店くださいました。
事前のご相談では、お父様の初孫にあたるお嬢様が海外出張が多い為、参列できるかどうかとても心配されていましたが、何とか帰国が間に合い参列できたとのことでした。
しかし、お嬢様が式場に到着して慌ただしく喪服に着替えた時に喪服の裾がほつれていることに気づいたそうです。
そんな時に、セレモアのスタッフが応急処置にと小さな安全ピンでわからないように留めてくれたとお礼の言葉もいただきました。
悲しい気持ちと不安でいっぱいのお嬢様も、それで落ち着いて参列することができたそうです。
深い悲しみの中にいるご遺族に少しでも寄り添った心配りができればと思います。
言葉にされないお気持ちをお察しし思いやることができるよう努めて参ります。
地元以外で葬儀を行いたい ~その積立金 無駄にしていませんか~
お客様のお住まいは八王子市ですが、もしもの場合は東京23区内での葬儀を希望されていました。
ご心配な方が現役でお仕事をされているので、お仕事関係の方が参列しやすい式場を強く希望されていたためです。
お客様は互助会に入会されていたのですが、決まった式場での葬儀にしか積立金も割引も利用できないと言われたとの事です。
それを知りとても落胆され、今回セレモアへご相談にご来店くださいました。
セレモアでは、都区内はもちろんサービスエリア内にご案内できる式場がたくさんございます。式場一覧のパンフレットでもご案内させていただき、ご希望に合った式場が見つかりご安心いただけました。
今回、互助会の解約も希望されていましたので、互助会の積立金は解約手数料が必ず必要となることをお話しいたしました。解約手数料がいくらなのかは契約により違います。
ただし、互助会を解約してセレモアの会員制度「ファミリーライフクラブ」にご入会された場合には、解約手数料相当分を『特別ご利用券』として発行させていただくことができます。
こちらは、弊社執行のお葬儀代金にのみご利用いただけます。
せっかくの積立金が無駄にならいないように、ご検討の上で改めて「ファミリーライフクラブ」へもご入会いただきました。
みなさまも改めてご自身の入会している互助会の決まり事を確認されるとよいかもしれません。
ぶどうに込めたお慰めの気持ち
このお客様はぶどう畑を持つ農家の方で、時々三鷹支社にご来店くださいます。
三鷹支社は杏林大学病院の近くにあり、お線香などの販売もあるお店です。
式場のガーデン会館三鷹も併設されています。
この日は、お知り合いの方に差し上げるお香典やお供えについて相談したいとお立ち寄りくださいました。
その方とは20年以上前からの知り合いで、当時保育園の行き帰りに親子でお客様のぶどう畑の前を通られるのが縁で仲良くなったそうです。
たまたま住んでいるアパートの前で、今はすっかり青年になった息子さんをお見掛けしてお声を掛けたところ、最近亡くなられて、今日は部屋の片付けに来ているとお話しされたそうです。
部屋を引き上げる日に息子さんとまたお会いするので、お客様の畑のぶどうをお香典と一緒に差し上げたいとのお考えでした。
息子さんが小さい頃に親子で一緒に収穫を手伝ってもらったこともある思い出のぶどうなのだそうです。
差し上げるぶどうをきちんとお包みしなくてもよいのか心配されていましたが、お香典の袋に「御霊前」と書いてあるので『重ならない』ためにも掛け紙なども必要ないことをご案内させていただきました。
家族葬が多くなりましたが、ご不幸を知った時には少しでもお悔やみの気持ちを表したいものです。息子さんとお母様との思い出のぶどうが、きっとお慰めになることと思います。