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故人様と過ごす時間

長く施設で過ごされたお母様を見送られたお客様のお話です。
年の瀬が迫る頃にお母様を看取られ、セレモアへご連絡をいただきました。
葬儀の打ち合わせを進める中で、年末年始の葬儀日程の状況についてもご案内させていただきました。
年末年始は火葬場が休業するため、火葬の予約がかなり先の日にちまで取れない場合があります。そのため、特に東京や横浜市、川崎市などでは葬儀当日まで2週間以上待つ事態が発生します。その間には、ご安置施設の使用料金やドライアイス料金も追加で必要になるのです。火葬場の予約状況はどの葬儀社を通じても同じ空き状況です。
お客様は悲しみの中で憔悴されている上、葬儀まで長期間待たなければならないことにとても不安を感じられていました。そこで、少しでも不安が解消されるようにと『エンバーミング』をご提案させていただきました。
『エンバーミング』とは、ご遺体に特殊な処置を施すことで、その後ドライアイスを使用する必要がなくなる技術です。そのため、普段通りのお部屋でお過ごしいただけるだけでなく、ご遺族が故人様のお手やお身体に直接触れることもできます。
お母様とゆっくりと過ごす時間を確保できるだけでなく、「自宅に帰りたい」という生前のお母様の願いを叶えられるとお客様にもご納得いただき、『エンバーミング』の処置後にご自宅でのご安置となりました。
葬儀はご逝去から2週間後となりましたが、ご家族皆様がその間にお母様と穏やかな時間を過ごせたと仰ってくださいました。
お客様やご家族が大切な時間をゆっくりお過ごしいただけたことを、心より嬉しく思いました。
死化粧 尊厳あるお別れのためにできること

お母様をお見送りされたお客様から、この上ない感謝のお言葉を頂戴いたしました。
お母様は、ご入院が長くなりお元気な頃よりお顔もやつれてしまっていたとのことでした。しかし、湯灌と着替えを終えられた後、静かにそして丁寧に施されたお化粧をした姿をご覧になりとても安堵されたそうです。
髪も整えて紅を差されたお母様の美しくなられたご様子に「まるで生前の活発なお母様が再びそこにいらっしゃるようだった」とお客様は仰いました。
さらに、30年前にお父様をご自宅でお見送りされた際、当社セレモアがそのお手伝いをさせていただいたとのことでした。「あの時のことを家族みんなが覚えていたので、今回もお願いしました。お願いして本当に良かったです」と、身に余るお言葉をいただきました。
ご遺族の皆様が深い悲しみに暮れる中、私たちセレモアは故人様との尊厳あるお別れの場をお手伝いさせていただきます。この上なく寂しい時間の中で、少しでも安らぎを感じていただけるよう心を尽くしてお手伝いさせていただくことこそ、私たちの使命であり誇りです。
突然のお別れ ~お別れの時間の大切さ~

大切な方とのお別れ、それが心の準備もなく突然自分自身に降りかかってきたときにみなさんは落ち着いて対応ができるでしょうか。
病院で看護師さんから「葬儀社は決まっていますか?」と尋ねられても、頭が真っ白になってしまうでしょう。
Aさんはご主人が亡くなられたとき突然のことで何もできず、まずはお子様たちがスマートフォンで葬儀社を探してくれたそうです。何社か電話をかけて、葬儀やお迎えについてご相談されました。
その中でもセレモアの電話口に出た「スタッフからかけられた言葉が今でも忘れられない」と葬儀後のアンケートに回答してくださいました。
まずは「すぐにお迎えに上がりますので、ご安心ください」という言葉に安心され、葬儀内容の説明を受けた上で「今は、故人様とのお時間を大切になさってください」という心に寄り添ったことばがAさんの心に染みたとのことでした。
慌ただしく多くのことを決めなくてはならない状況でも大切な方との別れの時間を第一に思ってくれる気持ちにとても安心されたそうです。
葬儀当日までご主人との時間を一番に考えて過ごすことができたと感謝のことばもいただきました。
Aさんのように心から納得できるお別れをするためには、信頼できる葬儀社と巡り会えるかが重要です。
もしもの時に慌てないように、また落ち着いてお別れの時間を取れるようにするためにも、葬儀の事前相談をされておくと安心です。
セレモピアン各店ではいつでも葬儀の事前相談を承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください。
急な時のペットの預け先

お母様のお葬儀でセレモアを利用してくださったお客様からのお話しです。
母が急死したため、ペットの犬の預け先に困っていたところ
かかりつけの動物病院では宿泊対応が難しく、セレモアさんより 「ペットホテル」 を紹介していただき大変助かりました。
今回はホテル宿泊2日間でお願いしましたが、宿泊だけではなく、時間単位でも利用できるプランもあると聞きました。
ペットを葬儀場に連れていくことも車の中で待たせることもできないため、
こういう急な時は一時的に預かってくれるペットホテルはとてもありがたかったです」
ご安置先での面会ができない?
ご入院中のお母様が思わしくないということで、以前よりセレモアのファミリーライフクラブへご入会いただいていたA様のお話しです。
葬儀の内容についてはお兄様夫婦が中心になっており、すでに他の葬儀社からのお見積りも取っているとのことでした。
その中で、気になったのは『ご安置先』の説明だったそうです。
「亡くなった時に自宅に帰れない場合は、安置先はどうなるのか?」と尋ねたところ、「すべて当社にお任せください。ただし、ご安置後の面会はいたしかねます」という回答だったとのことです。
それを聞き、安置後にも面会が当然できるものと思っていたA様はとても心配になってしまったそうです。
葬儀社や葬儀プランによっては思っていたものと違っていたり、思いがけないしばりがある場合もあります。葬儀社へ相談をするときには、プランの金額以外にも、そのプランに含まれているものと含まれていないものは何なのかをしっかり確認するよといでしょう。
なかなかお兄様へ意見をしづらいこともあると思います。
しかし、葬儀はやり直しのできない大切な儀式ですので、気になっていることはご相談されることをおすすめします。
また、A様はファミリーライフクラブ会員様ですので、お母様も家族会員の登録ができます。
お兄様が喪主になられても、お母様自身が会員登録されていればセレモアの会員割引が適用されます。
セレモアでは安置施設へのご安置はもちろん、その後のご面会も可能です。
ご安置についての不安と会員割引があることなどをお兄様へお伝えしてくださることになりました。
複数の葬儀社へ問い合わせされるのは決して悪いことではありません。
気になることがあれば、気軽にお尋ねになってみてはいかがでしょうか。

お手元供養でご遺骨を残す
ご遺骨の散骨をお考えのお客様のお話しです。
亡くなられたご主人様は釣りが趣味だったので、海への散骨を強く希望されていました。
しかし、奥様はすべてのご遺骨を散骨してしまうのは少し寂しいと思われていたそうです。
ご遺骨の一部を手元に残しておいてもよいかどうかを悩んでいらっしゃいました。
ご遺族のお気持ちが大切なのでお手元に残しても大丈夫であるとご説明いたしました。
お骨をほんの少しだけ小さな骨壺などでお守りする方法をご提案したところ、
お手元で供養されるために海の色に似た瑠璃色のガラス製の分骨壺をお求めくださいました。
ご自身の最期の時にはお棺に一緒に入れてほしいと、お子様に託されるとのことでした。
お仏壇のセレモアではお手元供養にふさわしいお品を各種ご用意しています。
お気軽にお立ち寄りください。
https://b.ceremore.jp/memorial_service/
お元気な今だから、老人ホームのご見学のおすすめ
ご主人様を亡くされお一人暮らしのお客様。
お嬢様から老人ホームへの入所をすすめられているというご相談でした。
地方に住むお嬢様は、お母様を一人にすることをとても心配されているそうです。
しかしお客様自身は、老人ホームの生活がどのようなものなのかわからずとても不安とのことでした。
お元気な方向けの老人ホームとはどのようなものがあるでしょうか?
例えば、自立型施設と呼ばれる以下のような施設があります。
- サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
・一般的なバリアフリー対応のマンションに近い施設
・施設により年齢等の入居条件あり
・基本的に一般的な賃貸物件と同じような「賃貸借契約」となります
・比較的自由度が高い
・安否確認・生活相談のサービスがある
・必要に応じて、介護サービスを取り入れることができる
・常時介護が必要になれば、介護型施設への住み替えを検討する方が多い
注)施設により利用条件などが異なります
- 住宅型有料老人ホーム(個室)
・施設により年齢制限や要介護認定等の入居条件がある介護施設
・契約方式は「利用権方式」が一般的
・介護サービスを必要な分だけ選択できるため、比較的、介護度の低い方が入居するケースが多い
・施設内で決められているスケジュールやルールなどに基づいて生活することになる
・常時介護が必要になれば、介護型施設への住み替えとなる
注)施設により利用条件などが異なります
まだまだお元気という方は、個人のライフスタイルや価値観にあわせて施設を選ぶとよいでしょう。「ご夫妻での入居」や「ペットとの入居」が可能であったり、「一般的なマンションに近い施設がよい」などの条件の他、立地やご予算に合わせて選びましょう。お元気な今だからこそ、実際に見学をして納得した施設を選択したいですね。
セレモアでは有料老人ホームはじめ各介護施設に関するご相談やご紹介を無料にて承っています。セレモアの会員様向けガイドブックにはご紹介可能な施設が多数掲載されていますのでこちらも併せてご覧くださいませ。
遠くにあるお墓~孫の代までお墓参りに行けるようにしたい~
遠方にあるお墓の今後についてのご相談にご来店されたA様のお話です。
A様のお墓は、ご両親が「富士山に近い場所」にこだわりお求めになられました。
ご自宅から2時間ほどかけて、ドライブを兼ねたお墓参りがご家族の恒例行事でしたが、A様が75才を過ぎた今ではご夫妻だけで電車でお墓参りに出向かれていたそうです。
しかし、この距離ではこれからはお参りに出向くことが難しくなるのではと心配されていました。
そこで、ご長男様からもっと近く、気軽にお参りができるお墓に移してはどうか、との提案を受けたそうです。
お話を伺い、亡きご両親様の思い出の「富士山」がよく見える都内の霊園をお探ししてご案内いたしました。
ご紹介させていただいた石材店のスタッフと実際に見学された当日、霊園からはっきりと富士山を見ることができ、お墓を移す決意をされたそうです。

希望のルートで病院から施設へ~東京民間救急サービス~
90歳の父が、3か月前に自宅の階段を踏み外してしまい転倒しました。腰を痛めてしまったので入院となり、そのまま介護施設へ移ることになりました。
そこで、病院から施設までの移動はセレモアの患者移送サービス「東京民間救急サービス」を利用することにしました。移動のルートは私たちの希望を聞いてもらい、少し遠回りして自宅の前を通ってもらうことにしました。
車内でストレッチャーに横たわり車窓から流れる景色を見ていた父に、「東京民間救急サービス」のスタッフが、通りの名前や交差点の名前を告げながら車を走らせてくださいました。
自宅の前を通るときに「パパ、お家の前に着いたよ。」と声をかけました。父の目にも自宅の青い屋根や玄関先に咲いていた芙蓉の白い花が見えたようでとても嬉しそうに頷いていました。
入所先の介護老人保健施設は在宅復帰を目指している施設で、リハビリに積極的に取り組んでいます。そのためお蔭様で、介護スタッフの支援と、自宅に戻りたいという強い気持ちで、寝たきりにはならず車イスに座っていられる時間も徐々に増えてきました。
リハビリシューズをセレモアの「健康館」に依頼したところ、施設にフィッティングに来てくれたのでありがたく思っています。これからも家族で父をサポートして自宅に帰れるようがんばります。
あの頃の懐かしい姿で再会『エンバーミング』
ご友人のお葬式に参列されたというK様からのお話しです。
お若い頃から家族ぐるみの付き合いがあるご友人で、ご入院された時もお見舞いに何度も伺っていたとのことでした。
しかし、闘病生活も長くなってしまい、最近は”やつれてしまった姿を見せたくない”とご友人家族の意向もあり、お見舞いを断られてしまっていたそうです。
久しぶりにお会いしたお棺に横たわるご友人にはやつれた様子はなく、本当に眠っているかのようなお顔だったと私共にお話しくださいました。
見覚えのあるお気に入りのジャケットをまとったご友人の姿が懐かしく、とても感動されたそうです。
聞けば葬儀社に『エンバーミング』をすすめられてお願いされたとのことでした。
『エンバーミング』とは、
専門資格を有する専門家(エンバーマー)がご遺体の保存・防腐・殺菌・修復のために、ご遺体に特殊な処置を行うことです。生前のお姿に近づけやすらかにお別れができます。
感染症対策になりますので安心してお別れができますし、長期に状態維持ができますのでゆっくりと故人様と向き合う時間をとることができます。
エンバーミングをされたことで穏やかな表情になり、ご遺族のみなさまもとても喜んでいらしたそうです。「闘病の様子が消えて、優しい顔を見ることができた」と奥様も微笑んでお話しされていたとのこと。そんな奥様のご様子にも、K様は安堵されたのだと思います。
そこで今回、『エンバーミング』について知りたいと思い立ち、セレモピアンへのご来店につながったとのことでした。
K様ご夫妻も、もしもの時には『エンバーミング』を検討したいと前向きに考えてくださっています。
残されたご家族はもちろん、参列のみなさまの哀しみを和らげてくれる効果にも意義を感じてくださいました。
セレモアの「エンバーミングのパンフレット」と「セレモアのエンディングノート 私の記録ノート」をお渡ししてご案内させていただきました。