葬儀・仏事豆知識

公開日2023/01/25
更新日2023/05/22
葬儀マナー編

喪中に慎むべきことは?

目次

    慶事・お祝い事

    喪中に慶事・お祝いごとは遠慮しましょう。
    結婚・出産・入学・卒業・長寿祝いなど様々な幸せな事、喜ばしい事は慶事(けいじ)にあたります。
    華やかな場所への出席は控えて社交的な行動は慎むとよいでしょう。
    ただ、場合によってはご家族で相談して内々でお祝いの場を設けることもあります。

    結婚式を挙げるとき、ご招待を受けたとき

    結婚式はお二人の新しい人生の門出です。
    結婚式を挙げる側が喪中の場合は、せめて四十九日の忌明けが過ぎてからがよいとされています。
    しかし、新居の準備などすでに進められていることも多くおありでしょう。
    お相手の家の意向も大切にされて、ご家族で話し合われてはいかがでしょう。

    ご招待を受けた側が喪中の場合は、「悲しみは人に分けない」という意味合いからも同じように、四十九日の忌明けまでは遠慮されたほうがよろしいでしょう。

    神社の参拝

    喪中の間は神社への参拝や、お祭りへの参加も慎みます。

    七五三のお祝いも含まれますが、神社によっては五十日祭が終了していれば良いとしているところもあります。

    ただ、お子様をお参りとは別に家族写真として残されるのもよいでしょう。

    お正月

    〇正月飾り

    喪中に年を越す場合には門松、しめ縄、鏡餅などの正月飾りはしないのが原則です。

     

    〇ご挨拶

    年始には「あけましておめでとうございます」と挨拶をしますが喪中は「おめでとう」という言葉は使わないようにしましょう。
    初詣や年始回りなども控えるようにします。
    ご挨拶をされるときは「本年もよろしくお願いいたします」とされるとよろしいでしょう。

     〇おせち料理

    おせち料理の由来は、季節の変わり目などにお祝いごとをする日である「節日」「節句」からきています。
    現在は、お正月をお祝いして食べる料理になっています。
    鯛やエビ、紅白のかまぼこなどお祝いの席で出される料理が並ぶため、あらためておせち料理でご用意をすることは控えて、ご家庭で新年をお迎えするお食事は普通にされてよろしいでしょう。

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