生命保険の請求は3年以内
生命保険は死亡があってから3年以内(かんぽ生命は5年)に請求をしないと貰う権利を失うと保険法で定められています。
故人が加入していた生命保険があれば早めに請求の手続きをしましょう。
加入内容が不明なときは 亡くなった日から2か月以内に保険会社に連絡をして、契約内容の開示・照会請求と受取人の確認などの必要な手続きをします。
相続に関わる場合は、相続人全員の同意を得て進めなければならない場合もあります。
加入している生命保険会社がわからないとき
ご自宅にある故人の持ち物から生命保険に関する書類を全て集める方法が確実です。
保険証券、契約内容のお知らせ、控除証明書、保険料を口座引き落としにしていることが多いので通帳も見ましょう。
最近はインターネットを利用して紙の書類を省くことも増えてきています。パソコンやスマートフォンも必ず確認するとよいでしょう。
意外なところで保険会社から貰ったノベルティのカレンダーやボールペンで特定できた例もあります。
生命保険会社がどうしてもわからないときは?
そのときは「生命保険契約照会制度」を利用します。
3つの条件のいずれかに該当すれば契約の照会ができる制度です。
「平時において死亡した場合」
「平時において認知判断能力が低下した場合」
「災害で死亡もしくは行方不明となった場合」
平時が理由の照会は有料ですが、「災害で死亡もしくは行方不明となった場合」の照会は無料で受け付けてくれます。
照会にかかる日数は2週間ほどです。
保険会社がわかれば後は通常の請求手続きができます。