お客様エピソード

仏事・法要編

もっと読む
仏事・法要編

心を伝える手書きのお手紙

お父様のお葬儀をされ、11月末に年賀欠礼状を送られたというお客様です。
皆さまからお線香などお供物をいただいたそうです。その中にお手紙が添えられているものがあり、手書きの文字がとても優しく感じたとお話しくださいました。

セレモピアンでも喪中はがきでご不幸を知って、お慰めに何か差し上げたいがどうしたらよいか?というご相談をよくいただきます。

お香典やお線香をおくる際に手書きのお手紙を添えられるとよりお気持が伝わると思います。
無地や控えめなデザインの便箋やメッセージカードをご用意されるとよいでしょう。

ご相談者様 川口市/ 60代/ 男性
もっと読む
仏事・法要編

ぶどうに込めたお慰めの気持ち

このお客様はぶどう畑を持つ農家の方で、時々三鷹支社にご来店くださいます。

三鷹支社は杏林大学病院の近くにあり、お線香などの販売もあるお店です。
式場のガーデン会館三鷹も併設されています。

この日は、お知り合いの方に差し上げるお香典やお供えについて相談したいとお立ち寄りくださいました。

その方とは20年以上前からの知り合いで、当時保育園の行き帰りに親子でお客様のぶどう畑の前を通られるのが縁で仲良くなったそうです。
たまたま住んでいるアパートの前で、今はすっかり青年になった息子さんをお見掛けしてお声を掛けたところ、最近亡くなられて、今日は部屋の片付けに来ているとお話しされたそうです。

部屋を引き上げる日に息子さんとまたお会いするので、お客様の畑のぶどうをお香典と一緒に差し上げたいとのお考えでした。
息子さんが小さい頃に親子で一緒に収穫を手伝ってもらったこともある思い出のぶどうなのだそうです。

差し上げるぶどうをきちんとお包みしなくてもよいのか心配されていましたが、お香典の袋に「御霊前」と書いてあるので『重ならない』ためにも掛け紙なども必要ないことをご案内させていただきました。

家族葬が多くなりましたが、ご不幸を知った時には少しでもお悔やみの気持ちを表したいものです。息子さんとお母様との思い出のぶどうが、きっとお慰めになることと思います。

ご相談者様 / 80代/ 男性
もっと読む
仏事・法要編

お母様の思い出の藤の花

お墓参りの帰りは、菩提寺近くの藤の花で有名な亀戸天神に必ずお参りをされていたというお母様。
毎年、花の頃には『藤の花のために』と御寄進をされ、とても楽しみにしていたそうです。

お母様が亡くなられた年、喪中のため参拝を控えるおつもりのところに社務所から『藤の花が咲きました』と、お便りが届きました。お参りに行ってもよいのかと迷われていらしたので、直接、社務所にお尋ねになることをおすすめいたしました。

社務所の方からは、「お悔やみ申し上げます。忌明けが過ぎていましたら、どうぞ『お母さま』とお花を見に来てください。」とのご回答だったそうです。

後日、お客様から「藤の花を見てきましたよ」と笑顔のご報告をいただき、私たちもとてもうれしく思いました。

ご相談者様 武蔵野市/ 70代/ 男性
もっと読む
仏事・法要編

初めての施主 ご法要で用意するお花とは?

インターネットで法事の相談と検索され、東急吉祥寺店のセレモピアンにご来店くださいました。

来月、お母様の四十九日法要と納骨を菩提寺でされるとのことです。
お父様のときは全てお母様に任せてしまい、今回初めて施主になるお客様は 「この年になっても知らないことばかり…ご近所にも恥ずかしくて相談ができない。何もわからない。」  とおっしゃっていました。

お寺に法要のお願いに上がったときに、ご住職様から「お供えとお花を用意して当日持ってきてください」と言われ、お供えはお母様がお好きでご挨拶のたびにお寺にお持ちになっていた老舗のお菓子にすることに決めたそうです。

お花はどうしたら良いのでしょう?とご質問がありました。
お客様はお葬儀のときの名札の付いた生花をイメージされていました。

ご住職様がおっしゃるお花は本堂に飾るお花のことで、
「お花屋さんに注文されるときに、法要で本堂に飾るお花とお伝えください。
対で用意をしてお寺に持参されれば花瓶に生けてくださいます。
お墓に供えるお花も忘れずにご用意してください。」
と説明をさせていただきました。

お葬儀も、法要も初めてのことばかりでご不安だと思います。
「ご供養で不明なことはご住職様にお伺いをたてて、ご指示とおりにされるのがご安心です。」と申し上げました。

「わからないことはお寺に聞いて良いのですね。何だかとても安心しました。来てよかったです。」と不安そうなお顔から、明るい表情になりお帰りになられました。

 

ご相談者様 武蔵野市/ 50代/ 男性