葬儀マナー編
公開日2023/03/05
更新日2023/07/23
お数珠のマナー
お悔みの場に用いるイメージのあるお数珠(念珠)ですが、もともとお経を唱えた回数を数えるための仏具です。本来数珠が必要なのは、お経を唱える僧侶です。しかし、数珠には魔除けや厄除けという意味がある事や、仏様に礼拝する際に失礼に当たらないようにという考えが広まり、数珠を持つことが一般的になりました。その為現在では、故人に対しての敬意を表す、供養を願うという意味でも、葬儀に参列する際に数珠を持つのが基本マナーとなりました。
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公開日2023/01/25
更新日2023/05/22
喪中に慎むべきことは?
喪中に慶事・お祝いごとは遠慮しましょう。結婚・出産・入学・卒業・長寿祝いなど様々な幸せな事、喜ばしい事は慶事(けいじ)にあたります。華やかな場所への出席は控えて社交的な行動は慎むとよいでしょう。ただ、場合によってはご家族で相談して内々でお祝いの場を設けることもあります。
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公開日2023/01/25
更新日2024/05/21
慶事と弔事が重なった時はどうするの?
「いわいごとは のばせ ぶつじは とりこせ」といわれます。祝いの行事、つまり慶事(けいじ)は慎重にして遅れてするくらいが良いが、仏事、つまり弔事(ちょうじ)は反対に早めに繰り上げて行うほうが良いという意味です。
例えば入学式など、お祝いを贈りたい先様にご不幸が起きたときは、お祝いをいったん取りやめて、先にお悔みを優先させるということです。
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公開日2023/01/11
更新日2023/01/25
お悔み電報の豆知識
電報は1869年(明治2年)から東京・横浜間で始まり、6年後の1875年(明治8年)には全国で利用できるようになりました。
慶弔電報はそれから約60年後の、1936年(昭和11年)当時の逓信省によって開設されました。
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公開日2023/01/11
更新日2024/01/09
電報でお悔みの気持ちを送りたい
大切な方やお世話になった方の突然の訃報を受けたとき、どうしても葬儀に参列することができない場合もあると思います。
そのようなときには喪主様やご遺族の方々に対して「電報」で故人様の死を悼む気持ちを送るのはいかがでしょうか?
申込先はNTT、郵便局や通信系会社、インターネットからも申し込むことができます。
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公開日2022/11/25
更新日2023/05/16
お香典のお悩み いつお持ちすればいいの?
両日参列する場合は、通夜式にお香典を持参することが多いようです。葬儀・告別式の際には記帳のみします。
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公開日2022/11/17
更新日2023/05/31
お香典のお悩み 送るときはどうすればいいの?
郵送される場合は、不祝儀袋に入れてから現金書留封筒で郵便局から出します。
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公開日2022/11/17
更新日2023/12/30
お香典のお悩み 不祝儀袋どれを選ぶの?
「御香典」用として、さまざまな袋(悲しみ事で使用する袋は、不祝儀袋といいます)が販売されていますが、宗教により異なりますので注意が必要です。亡くなられてから間もない(四十九日前)であれば、仏教を表す蓮花やキリスト教を表す百合の花が書かれていない「御霊前」を使われるとよいでしょう。この場合、「御霊前」を(ごれいぜん)ではなく、(みたまえ)と読み替えられるので仏教も神道そしてキリスト教でもお使いいただけます。水引は黒白または双銀の結び切りです。地域により黄白も使います。
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公開日2022/11/08
更新日2022/12/04
お悔みのマナー アクセサリーやネイルはどうしたらよいの?
お悔みの場では装飾品は控えることが基本です。基本的には、アクセサリーを身に着ける必要はないといわれています。アクセサリーを着ける場合ですが、ネックレスは涙の象徴とされる白の真珠やブラックオニキスなどで一連のものがよいとされます。二連のものは不幸が重なると連想されますので避けましょう。
イヤリングは前述の真珠やオニキスの一粒のものがよいとされています。揺れるデザインや10ミリを超えるような大玉のもできれば避けましょう。
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公開日2022/11/03
更新日2022/11/26
お香典のお悩み 無宗教葬のお香典は?気を付けることは?
お香典を受け取るか辞退するかはご葬家様のお考えによります。
ご案内に「ご厚志はご辞退申し上げます」とあればお香典は受け取らないということになります。
これには宗教、宗派の違いはありません。無宗教葬も同じです。特別にご案内がなければお香典は必要とお考えください。
無宗教葬でお香典をお持ちになる場合の不祝儀袋は仏教をイメージさせる蓮花の絵の無い物、キリスト教をイメージさせる百合花の絵の無い物に限ります。
表書きは「御霊前」とあれば(みたまえ)と読み替えます。もしくは「お花料(御花料)」もよろしいでしょう。水引きは 黒白・黄白・双銀で悲しみを繰り返さないという意味合いを持つ結び切りにします。
無宗教葬は宗教家による儀礼がないというだけで通常のお葬儀の形態をとることが多いです。
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