仏事・法要編

公開日2025/09/26
更新日2025/09/26
お彼岸に食べる「ぼたもち」と「おはぎ」
お彼岸のお供え物として親しまれてきた「ぼたもち」と「おはぎ」。今では区別なく呼ばれることも多いですが、もともとは季節によって呼び名や形に違いがありました。
おはぎとぼたもち ― 季節の呼び名
お彼岸といえば欠かせないのが「おはぎ」と「ぼたもち」。実は春と秋で呼び名が分かれていたことをご存じでしょうか。春は牡丹の花に見立てた「ぼたもち」、秋は萩の花になぞらえた「おはぎ」と呼ばれます。夏は「夜船」、冬は「北窓」と、四季に応じた名も残っています。
形やあんこにも違いがあり、春は丸くこしあん、秋は俵型で粒あんが一般的でした。今では保存技術の進歩であんこの種類を問わず作られるため、違いはあいまいになっています。
さらに地域によっても呼び方はさまざま。もち米なら「ぼたもち」、うるち米なら「おはぎ」と分ける所や、きな粉とあんこで呼び分ける所もあります。中にはご飯の潰し方で「半殺し」「皆殺し」と表現する地域まであるそうです。
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公開日2025/09/26
更新日2025/09/26
お彼岸について知りたい
「彼岸(ひがん)とは、仏教用語で現世を表す「此岸(しがん)」に対して、向こう岸である極楽浄土を表す言葉です。
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公開日2024/05/10
更新日2024/05/10
戒名をもらうタイミングはいつ?
『戒名(かいみょう)』とは、出家をした僧侶や信者に生前に与えられる「仏様の弟子としての新しい名前」のことです。
戒名の「戒」には「戒め(いましめ)」という意味があり、これは修行中に守るべき戒律のことを指します。『戒名』は、仏教の教えを学び、日々修行を重ねながらこの厳しい戒律を守ることを約束した証として授かるものでした。
出家していない一般の人でも戒名を授かることができるようになったのは江戸時代からといわれています。
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公開日2023/06/13
更新日2023/06/20
盆提灯について
ご先祖様は提灯の明かりを目印にお戻りになると言われており、ご先祖様の迎え火としての意味があります。
ご先祖様をお迎えするために欠かせないご先祖様へのお飾りのひとつです。お買い求めの時期はお盆前の6月から7月が中心となりますので早めに準備しておきましょう。吊り下げ型や床置き型など種類は様々あります。
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公開日2023/06/12
更新日2023/06/20
お盆の流れと飾り方
お盆はご先祖様のお里帰りです。
ご家族で心を込めて、お迎えしたいものです。
東京をはじめ7月に行われるお盆(新盆・7月盆)が主流の地域と、8月13日~16日に行われる旧盆(8月盆)の地域があります。
ご先祖様が帰ってくる日を迎えるために必要なものは計画的に準備するのがよいでしょう。直前になってあわてないように、流れを確認しておきましょう。
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公開日2023/04/26
更新日2023/05/18
法要のお返し 気をつけることは?
法要に出席してくださったお礼としてお返し物をご用意します。お渡しする品物は「返礼品」「引き物」「手土産」などと言われます。
お茶やのりや菓子折など召し上がるものやタオル等日常的に使用する消耗品、最近はカタログギフトなども人気です。
法要当日に出席者へお礼のご挨拶と共にお渡しします
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公開日2023/04/26
更新日2023/04/26
しっかり知りたい 命日のこと
「命日」といえば、一般的には「亡くなられた日」を指します。
しかし本来は「祥月命日」と「月命日」とがあり、それぞれ別の意味があります。
■祥月命日
「祥月」とは亡くなられた同じ月、「命日」は亡くなられた日にちをさしますので、「祥月命日」は年に1回です。
■月命日
それに対して「月命日」は、毎月の亡くなられた日にちを指します。
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公開日2023/03/05
更新日2023/11/07
お香典返しの時期と気をつけることは?
お香典返しは、「故人様に関する弔事が滞りなく終わりました」という報告とお礼を兼ねたものとして、四十九日法要の終了後にお届けします。忌明け(四十九日)の翌日から、1か月くらいの間に先様に届くようにご用意されるとよいと言われています。
お香典返しは仏教の慣習ですが、神式やキリスト教式の葬儀を行った場合でも同様にご用意することが一般的です。亡くなられてから1か月くらいを目安にお届けされる方が多くいらっしゃいます。
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公開日2023/01/23
更新日2023/05/22
四十九日法要の三月掛け(みつきかけ)とは?
忌明けの四十九日法要は、亡くなられたお日にちより49日目またはそれ以前に行います。そのため日取りによっては法要日が亡くなられた月の翌々月になることがあります。
これを三月掛け(みつきかけ)や三月またぎ(みつきまたぎ)と言うことがあります。例えば、1月15日に亡くなられた場合は四十九日が3月4日となります。1月・2月・3月の三月(みつき)に渡るというわけです。
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公開日2023/01/11
更新日2023/05/22
お香典のお悩み 法要にお持ちするお香典
法要のご案内状に粗餐(そさん)をご用意とあればお食事をご用意してくださっているということです。施主様が返礼品を用意されている場合もありますのでそのご負担を考えて、例えばご供養料+(会食代+返礼品代)を想定して包まれてはいかがでしょうか。
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